コトブキ会2014年方針

昨今の建築業界は、2013年9月末までの消費税かけこみ需要、そして2014年3月末日完成リフォーム消費税かけこみ需要により、受注残の消化が本年10月頃までかかる見通しで、職人の不足および職人単価の上昇を招いています。これに加え、サッシの防火仕様援交にともなう価格の上昇（約200％以上）、鉄骨、鉄筋、コンクリート、木塗料の価格上昇（120～150％）等、建築費の高騰が問題となっています。このような状況の中で、コトブキホームビルダーとして、お客様により良い家をご提供するために、以下の方針を実施いたします。

一、職人を公募しない
先のバブル期（昭和末期から平成初期にかけて）において、コトブキホームビルダーでは、『公募してくる職人には、まともな職人がいない』という経験をしました。
苦しいから前金を少し欲しいと言って、渡すと姿をくらませたり、いざ使ってみるとロクに仕事もせず休んでばかりで仕事がはかどらない等、さんざん苦労しました。
その後、当社で見込んだ職人さんたちだけで、「コトブキ会」という会を発足してもらい、25年間活動してきました。
コトブキホームビルダーでは、新たに職人を公募しなくても、「コトブキ会」を軸に安定した職人単価で建築を推進します。

二、売上は昨年並みに、過剰売上はつくらない
過剰売上をつくっても職人さんを新たに募集しないので、ここは無理をしない。
バブル期の教訓です。

三、性能基準・品質基準を保ち、良い家をつくる
新たに訳のわからない職人が多く入ると性能や品質の維持が難しくなるので、現状の「コトブキ会」の職人で良い家をつくる。

コトブキホームビルダーには、安定した職人さんが多いので、安心して家創りをおまかせください。
人と人（職人さん）の絆は、本年のような苦境のときこそありがたいものです。
また今後も、新しいお客様と「コトブキ会」の職人さんたちとの絆が生まれることを願っています。