狭小地に建てる、都市型3階建て
交通機関や商業施設が充実した便利な都市の敷地は狭小地で敷地条件が厳しい場合が多く、難しい条件をクリアしなければなりません。限られた敷地だからこそ縦の空間を上手に利用し、暮らしやすい 生活導線を考え都市の便利な暮らしを楽しめる住まいをご提案します。
狭小地でも快適に暮らせる間取りの工夫 6つのpoint
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point01 敷地の特性を活かす
部屋に光が入らない、隣家との間隔が狭いなど、目黒区・品川区・大田区・世田谷区の狭小住宅ならではの課題があります。
天井近くの高い位置に取り付けるハイサイドライトや天窓、吹抜けなど、周辺状況を確認しながら光を取り込む工夫をします。 -
point02 どんな空間でも活用する
狭小地に建てる家だからこそ、無駄な空間をなくすことが大切です。
例えば、階段下のデッドスペースを活用し、収納スペースを設けるなど、どんな空間でも有効活用します。 -
point03 縦の空間を有効に使う
限られた敷地の中で、できるだけ広く快適な空間にするために、縦の空間を有効に利用します。
屋根裏収納やロフト、屋上、地下室など、限られた敷地を最大限に活用できる工夫を。 -
point04 将来の変化に対応できる
家族構成やライフスタイルは、変化していくもの。将来の暮らしの変化に対応できるプランにしておくことも大切です。
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point05 家事・生活動線&収納の工夫
使う場所に必要な量の収納を計画します。その時、家事や生活の「動線」に合わせて配置することが使いやすさのポイントです。
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point06 広さにメリハリをつける
面積が小さいからとキッチンを小さくするのではなく、広く取るべき場所は広く、狭くて良い場所はコンパクトにまとめる。
メリハリをつけたプランに。
広く感じる空間づくりの工夫
- 細かく部屋をつくらず、間仕切りの少ない大きな一つの空間を作ります。
- 通路となる廊下など余分な空間はできるだけ省き、居室をできるだけ広く確保します。
- 天井近くに取り付けるハイサイドライトや天窓を取り入れると、視線が空へ抜け広く感じられます。
- 間仕切りの上部をガラスにするなど「視線が抜ける」ようにすると、部屋を広く見せることができ、光も取り込めます。(写真左)
- 吹き抜けや勾配天井をつくり、天井を高くすることで、空間に開放感が生まれます。(写真右)
居心地の良い都市型3階建て。
都市の便利な暮らしを自由に楽しく。
- 家族構成 / 夫婦+子供2人
- 敷地面積 / 59.49㎡(17.99坪)
- 1F 床面積 / 42.12㎡(12.74坪)
- 2F 床面積 / 39.39㎡(11.91坪)
- 3F 床面積 / 36.58㎡(11.06坪)
- 延床面積 / 118.08㎡(35.71坪)
交通機関や商業施設が充実した便利な都市の敷地は、狭小地で敷地条件が厳しい場合が多く、難しい条件をクリアしなければなりません。限られた敷地だからこそ縦の空間を上手に利用し、暮らしやすい生活動線を考え、都市の便利な暮らしを楽しめる住まいをご提案します。
01. 玄関収納とつながるインナーガレージ
玄関にはたっぷり収納できるシューズクローク。インナーガレージとつなげて荷物の出し入れをしやすく。インナーガレージは、アウトドア用品を置いたり、趣味や遊び場にも。02. 便利な帰宅(お出かけ)動線
帰宅後すぐのお風呂も◎。汚れやウィルスを洗い流そう。03. 階段下は収納に有効活用
04. 効率的な家事コーナー&ファミリークローク
洗う・干す・収納をひとまとめにできる家事コーナー兼 ファミリークローク。洗濯、収納するために、上下階を行き来しなくても各自で必要な衣類をここからもっていくようにすると、家事の負担をぐんと減らせる。お出かけ準備や帰宅後の流れもスムーズに行える、とっても便利なスペース。05. 一体空間のLDK
家族が思い思いの時間を過ごしながらも、気配を感じられる一体空間。06. ソファベンチ+下部収納
座ったり、寝転んでくつろいだり、机のように使ったり。ベンチ下の収納も便利。07. マルチコーナー
勉強や家事などができるマルチコーナー。キッチンのすぐ近くでお子さんとコミュニケーションをとりながら家事ができる。ランドセルや学校用品、散らかりがちなお便りや書類などもひとまとめに整理整頓。08. 行き止まりのない回廊動線
行き止まりのない回廊動線で動きスムーズ。09. ひとまとめに収納 キッチン袖壁
キッチン袖壁は家族の掲示板。雑誌やリモコンスペースにも。10. 洗面+ファミリークローク
歯磨きや洗顔、着替えを上下階の移動をせず、ひとまとめに。忙しい朝も、身支度をスムーズに。11. 暮らしに合わせて変化するファミリールーム
お子さんが小さい間は、家族みんなで過ごすことが多いため、3階は外空間にしておき広々と使えるように。将来は子供たちの成長やライフスタイルに合わせて、間仕切りして子供たちの個室を設ける。