新年ご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
一昨年から続いていた新型コロナウィルスの発生も、昨年11月には感染者数も下火となり、全国的に経済活動の舵を切りはじめました。
建設業界では、ウッドショックによって価格は高騰し、資材の不足から仕入れ自体も困難。今となっては、仕入れは出来るようになったものの、価格は高騰したまま推移しております。また、このような状況下でも地球温暖化は進み続け、政府はエネルギー対策として建設業界に省エネルギー、高断熱の義務化を推し進めてまいりました。当社が創業した昭和62年は、まだ建築業界では省エネなどまったく考えていない時代でした。当社が省エネルギー対策に着目し『高気密・高断熱住宅』(省エネ住宅)をつくりはじめたのは平成4年。これまで約30年間、研究しながら建築を実践してまいりました。
はじめた当時、そのころのお客様に『冬暖かく、夏涼しい家』になる省エネ住宅の話をしても、皆さん、首を傾げて『そんな都合の良い家が、本当に出来るのですか!!』と言われていました。
しかし今では、来店される殆どのお客様が、高気密・高断熱住宅(省エネ住宅)を希望されます。昨年、政府はやっと高断熱住宅を義務化にしました。しかし、残念ながら、『気密化』の義務がなされていません。『高断熱住宅』には、『高気密』が絶対に必要な条件なのです。なぜならば、木造住宅の壁内から“結露が発生”しやすくなるからです。そして、結露が発生すると“カビが発生”します。『木』は、乾燥した状態であれば寿命は永く、法隆寺(607年飛鳥時代、築約1400年)のように長寿命と言われています。
これから新築や改修工事を考えているお客様には、ぜひ『省エネ(高気密・高断熱)住宅、高耐震住宅』を建てていただきたいと思います。【健康長寿をつくる家®】は、皆様に安心・安全・長寿をお約束させていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年元旦
株式会社コトブキホームビルダー 代表取締役