こちらのお宅は隣家との境界から距離がとれず、足場がようやく建てられるかどうか。。というところ。
都心の住宅事情ならではの悩みですね。そんな難しい現場でも施工方法を工夫して進めます。
さて、そんなわけで、いよいよ懸案だった境界側の外壁施工。
まず、大工さんが外壁下地の耐力壁を取り付けます。
窓があるところはまだいいのですが、屋上の棟屋など、壁だけの箇所は大変です。
シルバーシートが貼られ、上からサイディング屋さんが外壁を施工します。
足場もポールを組んでいるだけで、足場板を置けないので、部材は室内から窓を通して外に。
安全のために命綱を装着して作業しています。
この写真は上からみたところで、通気金具がみえています。
シルバーシートとサイディングの間に空間をとって、構造体に湿気がこもらないようになっています。
