今日はガス管の引き込み工事です。
道路に埋設された本管から宅内にガス管を伸ばします。
地中に埋設されるガス管は黄色いポリエチレン製です。
昔は亜鉛メッキ製の鋼管が使用されていたそうですが、今はこのポリ製の管が主流。
腐食せず、軽量で柔軟なため何より耐震性が高いのが特徴。
阪神淡路大震災のときもポリ管の箇所は全く被害がながったことで、とても高く評価されたそうです。
このガス管、触ってみましたが見た目より非常に堅牢で肉厚でした。
ちょっとやそっとでは破損する心配は全くなさそう。
でも、実は継手のところが弱点なのでは?と思いませんか?・・でもご心配なく!
ガス用ポリエチレン管は「エレクトロフュージョン接合」という特殊な融着方法でつながれていて非常に信頼性が高いそうです。
以下ウィキペディアより:
「エレクトロフュージョン Electro Fusion (EF) 接合
継手製造時に加熱用電熱線(ワイヤー)を継手内面に埋め込み、簡易な工具で継手と管を固定した後、コントローラーからその電熱線に所定の電気エネルギーを供給して発熱させることにより、継手内面と管外面を同時に溶融して接合する。エレクトロフージョン継手の電熱線の端子にコネクターを接続後、コントローラーの通電をスタートさせる。コントローラーには、継手識別機能あるいは通電時間の自己制御機能が備えられているので、作業者は通電開始のボタンを押すだけで、融着が終了する。」
写真は既に通電完了した工具(クランプ)がまだついているところです。