家の構造材の内側にはすきまなく発泡ウレタンを吹き付け、壁のなかに魔法瓶のような保温層がつくられます。
またその外側をアルミ蒸着したシートでくるみ、建物全体を遮熱・断熱・透湿・防風・防水します。
シートと外壁の間に通気層があり、建物内の湿気を逃すことで結露が発生しにくくなります。
2階リビングの断熱材施工の様子。すでに耐力壁が入っている部分は見えていませんが、外壁と接する部分には全て隈なく発泡ウレタンが吹き付けられています。上階の床下にあたる1-2階の天井裏には主に防音のためにグラスウールを丁寧に敷き詰められています。
3階の天井はその上が屋上になるため、ウレタン吹きつけをしています。
屋上の塔屋の内側ももちろんです。
1階の車庫です。外壁のサイディングの内側が遮熱・等質・防水シートでくるまれている様子がわかります。
このようにシートと外壁サイディングの間に隙間があり、この通気層があるおかげて家の中の温湿度環境が快適に保たれます。